2016/11/26 スパタイGP2016年シリーズ第3戦 リザルト&レポート
2016.12.15
ST3000日時:2016年11月26日(土)
場所:筑波サーキット・コース1000
路面コンディション:ドライ
協力:ブリヂストンタイヤジャパン(株)、ポルシェジャパン(株)、フォルクスワーゲングループジャパン(株)、FCAジャパン(株)、マツダ(株)他
スパタイGP2016年シリーズ第3戦が『injured ZEROプロジェクト Tetsuya OTA ENJOY&SAFETY DRIVING LESSON』の本コース上での最終プログラムとして開催されました。
純粋に速さだけを追求するのではなく、ルールやマナーにも気を配りつつ走ることが求められるスパタイGPは、一周入魂にて、クルマとドライバーがどれだけ安全に配慮した上で真価を発揮できるかを毎戦競っています。
ドライビング技術はもちろん、精神力や集中力も競うという、まったく新しいタイプのモータースポーツとして実施されており、一例を挙げるとタイムアタックに入る際に計測ラインの手前でライトオンし、走り終えたらライトオフが義務付けられています。これを守れなかったら、失格です。
そして、計測後のアウトラップでピットインしなかった場合も失格、スピンおよびコースアウトをした場合も失格という厳格なレギュレーションのもとで実施されています。
つまり、速さだけでなく、様々なことに気をつけつつ、安全マージンを残して走らないといけないわけです。
スパタイGPを極めることでリスク・マネージメント力が高まり、一般公道においても事故に遭わない/加害者にならないドライビング・スキルが身に付くといえるでしょう。この部分が、injured ZEROプロジェクトの目指すものとも一致しており、安全運転にもつながっているのです。
第3戦は、筑波サーキット・コース1000で行われ、2周目を計測する筑波コース1000ルールを取り入れて行われました。2周目のみライトオンをするなど、冷静な頭を保ちつつ走行することが求められるのも、スパタイGPならではです。では、その結果をどうぞ。
表彰式の模様はコチラ
ST5000
排気量3200cc以上(ターボ係数1.5)のスポーツカーによるST5000クラスは、今回参加車両が出走できず表彰なしとなりました。
ST3000
排気量2200cc以上?3200cc未満(ターボ係数1.5)のスポーツカーによるST3000クラスは、ゴルフ5GTIの中嶋さんが1位、BMW420iの小泉さんが2位、ポロGTIの横手さんが3位でした。実質のタイムは、アルファロメオ4Cで参加の郷田選手がトップでした(賞典外)。
ST2000
排気量2200cc未満(ターボ係数1.5)のスポーツカーによるST2000クラスは、デミオの伊藤さんが1位、アルファロメオジュリエッタ1.4の小玉さんが2位、アバルト500柳内さんが3位でした。
2016年シーズンもスパタイGPに協賛しているブリヂストンタイヤジャパン様から、POTENZA賞(審査員特別賞)として、POTENZA RE-71Rが贈られます。今季もシリーズを通して活躍した選手の中からスパタイGP運営委員会がマナーや成長度合いなど、速さだけではなく総合的に判断し、受賞者を選定する予定です。
ポルシェCUP
ポルシェCUPとして、残念ながら出走できなかった白井選手にミニカーが贈られました。この日、前年度シリーズチャンピオンの渡辺選手も急遽不出場でした。
アバルトCUP
アバルトCUPとして、堀口選手たちには、最新のオシャレなアバルトタオルマフラーが贈られました。
アルファロメオCUP
アルファロメオCUPとして、アルファロメオジュリエッタの○○が小玉さんに贈られました。
フォルクスワーゲンCUP
フォルクスワーゲンCUPをを獲得した中嶋さんたちには、ポーチなどが贈られました。
マツダCUPを獲得した伊藤さんには、タオルマフラーが贈られました。