2019/6/16 スパタイGP2019年VWカップ特別戦 リザルト&レポート
2019.06.16
日時:2019年6月16日(日)
場所:袖ヶ浦フォレストレースウェイ
路面コンディション:ドライ
協力:フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社
スーパータイムアタックグランプリ(スパタイGP)2019年VWカップ特別戦が『injured ZEROプロジェクト Tetsuya OTA ENJOY&SAFETY DRIVING LESSON with Volkswagen』の本コース上での最終プログラムとして開催されました。
スパタイGPは、ドライビング技術だけでなく、精神力や集中力も競うという、まったく新しいタイプのモータースポーツとして実施されています。純粋に速さだけを追求しているわけではありません。路面がドライの際は、一人ずつタイムアタックする緊張感と独特の雰囲気を味わいつつ、ルールやマナーにも気を配って走ることが求められます。つまり、精神のコントロールが重要な要素になるといえます。まさしく一周入魂です。
ルール(ドライ路面時)について一例を挙げると、タイムアタックに入る際に計測ラインの手前でライトオンし、走り終えたらライトオフにする、といったようなことが義務付けられています。これを守れなかったら即失格です。そして、計測後のアウトラップでピットインしなかった場合も失格となり、スピンおよびコースアウトをした場合も失格という厳しいレギュレーションのもとで実施されています。つまり、安全マージンを残して走らないといけないわけです。
スパタイGPを極めることでリスク・マネージメント力が高まり、一般公道においても事故に遭わない/加害者にならないドライビング・スキルが身に付くといえるでしょう。この部分が「injured ZERO」プロジェクト(国土交通省の安全運転推進事業等の認定実績がある)の一環として実施されている太田校長によるドライビングレッスン(フリー走行時にグリッドスタートも体験)のコンセプトと見事に合致しているわけです。
安全運転を楽しく学びたい方は、まず太田校長によるドライビングレッスンを受講し、さらなるステップアップを目指してスパタイGPにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。我こそは!と思った方は是非ともエントリーしてみてください。
なお、今回はスパタイGP2019年VWカップ特別戦でしたが、ST2000、ST3000、ST5000というクラス分けとなり、より参加しやすくなった通常版のスパタイGPも実施されています。2019年シーズンも、シリーズを通して活躍した選手の中からスパタイGP運営委員会がマナーや成長度合いなど、速さだけではなく総合的に判断し、審査員特別賞が選定されます。
表彰式の模様
R CUP
ゴルフRによる『R CUP』は、ゴルフ7.5Rの高松選手が走行タイム:1’17.569で1位、同じくゴルフ7.5Rの西岡選手が走行タイム:1’18.007で2位、ゴルフRの郷田鉄生選手が走行タイム:1’18.511で3位でしたが、賞典外だったので、ゴルフRヴァリアントの加山選手が走行タイム:1’22.718で同率3位となりました。
GTI CUP
ゴルフGTIによる『GTI CUP』は、ゴルフGTI クラブスポーツの大森選手が走行タイム:1’20.861で1位、ポロGTIの安田選手が走行タイム:1’23.355で2位、同じくポロGTIの加藤選手(ホリデーオート編集部)が走行タイム:1’23.642で3位でしたが、賞典外だったので、ポロGTIの横手選手が走行タイム:1’24.086で同率3位となりました。