2018/10/8 スパタイGP2018年シリーズ第2戦 リザルト&レポート
2018.10.08
日時:2018年10月8日(月・祝)
場所:袖ヶ浦フォレストレースウェイ
路面コンディション:ドライ
協力:ブリヂストンタイヤジャパン(株)、BMWジャパン(株)、フォルクスワーゲングループジャパン(株)、FCAジャパン(株)、マツダ(株)、スバル(株)他
スーパータイムアタックグランプリ(スパタイGP)2018年シリーズ第2戦が行われました。スパタイGPにエントリーした参加者たちは本番前のフリー走行時にグリッドスタートを体験しました。
ドライビング技術だけでなく、精神力や集中力も競うという、まったく新しいタイプのモータースポーツとして実施されているスパタイGPは、純粋に速さだけを追求しているわけではありません。実況中継の中、一人ずつタイムアタックする緊張感と独特の雰囲気を味わいつつ、ルールやマナーに気を配って走ることが求められ、精神のコントロールが重要な要素となります。まさしく一周入魂です。
ルールについて一例を挙げると、タイムアタックに入る際に計測ラインの手前でライトオンし、走り終えたらライトオフにする、といったようなことが義務付けられています。これを守れなかったら、即失格です。そして、計測後のアウトラップでピットインしなかった場合も失格となり、スピンおよびコースアウトをした場合も失格という厳しいレギュレーションのもとで実施されています。つまり、安全マージンを残して走らないといけないわけです。
スパタイGPを極めることでリスク・マネージメント力が高まり、一般公道においても事故に遭わない/加害者にならないドライビング・スキルが身に付くといえるでしょう。この部分が、国土交通省安全運転推進事業の「injured ZERO」プロジェクトとして実施されている太田校長によるドライビングレッスンのコンセプトと見事に合致しているわけです。
2018年シーズンもスパタイGPに協賛しているブリヂストンタイヤジャパン様から、POTENZA賞(審査員特別賞)として、POTENZA RE-71Rが贈られます。今季もシリーズを通して活躍した選手の中からスパタイGP運営委員会がマナーや成長度合いなど、速さだけではなく総合的に判断し、受賞者を選定します。
安全運転を楽しく学びたい方は、まず太田校長によるドライビングレッスンを受講し、さらなるステップアップを目指してスパタイGPにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
※下記に記載した走行タイムはスパタイGP運営委員会が定めた規定のハンデを加算したものです。
表彰式の模様
ST2000
排気量2200cc未満(ターボ係数1.5)のスポーツカーによるST2000クラスは、マツダ ロードスターの柳内選手が走行タイム:1’29.916で1位となりました。
ST3000
排気量2200cc以上〜3200cc未満(ターボ係数1.5)のスポーツカーによるST3000クラスは、BMW 320i GT Luxuryの岡選手が走行タイム:1’27.011で1位となりました。
ST5000
排気量3200cc以上(ターボ係数1.5)のスポーツカーによるST5000クラスは、メルセデスAMG C43の白井選手が走行タイム:1’25.373(4WD車ハンデ:1秒を加算したタイム)で1位となりました。
フォルクスワーゲン R・GTI CUP
フォルクスワーゲンのRシリーズ・GTIシリーズによるフォルクスワーゲン R・GTI CUPクラスは、ゴルフ Rの郷田選手が走行タイム:1’20.644(4WD車ハンデ:1秒を加算したタイム)で1位でしたが章典外だったので、ゴルフ GTIの平本選手が走行タイム:1’24.729で同率1位、ポロ GTIの横手選手が走行タイム:1’25.599で2位、ゴルフ Rの仁藤選手が走行タイム:1’26.388(前回優勝ハンデ:3秒+4WD車ハンデ:1秒の計4秒を加算したタイム)で3位となりました。4位の稲垣選手(ゴルフ GTI/走行タイム:1’27.763)、5位の小澤選手(ゴルフ R/走行タイム:1’29.449/4WD車ハンデ:1秒を加算したタイム)には表彰状が送られました。
ロータス CUP 3000
排気量3000cc以下のロータスによるロータス CUP 3000クラスは、ロータス エキシージの杉本選手が走行タイム:1’17.285(ミッドシップ車ハンデ:1秒を加算したタイム)で1位となりました。
ロータス CUP 2000
排気量2000cc以下のロータスによるロータス CUP 2000クラスは、ロータス エリーゼS1の伊藤選手が走行タイム:1’28.858(ミッドシップ車ハンデ:1秒を加算したタイム)で1位となりました。
アルファロメオ CUP 2000
排気量2000cc以下(ターボ係数1.5)のアルファロメオによるアルファロメオ CUP 2000クラスは、アルファロメオ ジュリエッタ1.4の小玉選手が走行タイム:1’27.728(スパタイ前年度チャンピオンハンデ:3秒を加算したタイム)で1位、アルファロメオ 159 2.2JTSの佐藤選手が走行タイム:1’32.266で2位となりました。
アルファロメオ CUP 3000
排気量3000cc以下(ターボ係数1.5)のアルファロメオによるアルファロメオ CUP 3000クラスは、アルファロメオ 4Cの菅原選手が走行タイム:1’27.307(ミッドシップ車ハンデ:1秒を加算したタイム)で1位となりました。
アバルト CUP
アバルトによるアバルト CUPクラスは、アバルト TEZZO124の郷田選手が走行タイム:1’21.914で1位となりました(章典外)。