2015/12/20 スパタイGP2015年シリーズ第6戦 リザルト&レポート
2015.12.24
日時:2015年12月20日(日)
場所:袖ヶ浦フォレストレースウェイ
路面コンディション:ドライ
協力:ブリヂストンタイヤジャパン(株)、メルセデス・ベンツ日本(株)、富士重工業(株)、FCAジャパン(株)
スパタイGP 2015年シリーズ 第6戦が『Tetsuya OTA ENJOY&SAFETY DRIVING LESSON with Mercedes-Benz』の本コース上での最終プログラムとして開催されました。
純粋に速さばかりを重視するのではなく、ルールやマナーに気を配りつつ走ることが求められるスパタイGPは、一周入魂にて、クルマとドライバーがどれだけ真価を発揮できるのかを毎戦競っています。
ドライビング技術はもちろん、精神力や集中力も競うという、まったく新しいタイプのモータースポーツとして実施されており、一例を挙げるとタイムアタックに入る際に計測ラインの手前でライトオンし、走り終えたらライトオフにする、といったようなことが義務付けられています。これを守れなかったら、即失格です。
そして、計測後のアウトラップでピットインしなかった場合も失格となり、スピンおよびコースアウトをした場合も失格という厳しいレギュレーションのもとで実施されています。
つまり、気にかけつつ、確実に実行しなければならない様々な要素を走りに集中しながらも忘れることなくこなし、なおかつ、安全マージンを残して走らないといけないわけです。
スパタイGPを極めることでリスク・マネージメント力が高まり、一般公道においても事故に遭わないドライビング・スキルが身に付くといえるでしょう。この部分が、injured ZEROプロジェクトとして実施されている太田校長によるドライビングレッスンのコンセプトと見事に合致しているわけです。
安全運転を楽しく学びたい方は、まず太田校長によるドライビングレッスンを受講し、さらなるステップアップを目指して、スパタイGPにチャレンジしてみてください。
表彰式の模様はコチラ
排気量3200cc以上(ターボ係数1.5)のスポーツカーによるST5000クラスは、ポルシェ 911 GT3の土井選手が1位、フェラーリ F430の鈴木選手が2位、ポルシェ ケイマンSの渡辺選手が3位となりました。
排気量2200cc以上〜3200cc未満(ターボ係数1.5)のスポーツカーによるST3000クラスは、スバル インプレッサ WRX STIの小林選手が1位、TEZZO 4Cで参戦した郷田鉄生選手が2位(賞典外)、スバル インプレッサ WRX STI スペックCの松村選手が同率2位、アウディ S1の清水選手が3位となりました。工業デザイナーの奥山清行氏(賞典外)も愛車のアルファ・ロメオ 4CでST3000に参戦しました。
排気量2200cc未満(ターボ係数1.5)のスポーツカーによるST2000クラスは、ABARTH TEZZO MTFで参戦した中谷明彦選手が1位(賞典外)、アルファ・ロメオ 159 2.2の村上選手が同率1位、アルファ・ロメオ 156 2.0JTSの磯崎選手が2位、マツダ ロードスター 1600SPの小林選手が3位となりました。
2015年シーズンもスパタイGPに協賛しているブリヂストンタイヤジャパン様から、POTENZA賞(審査員特別賞)として、POTENZA RE-71Rが贈られます。今季はシリーズを通して活躍した選手の中からスパタイGP運営委員会がマナーや成長度合いなど、速さだけではなく総合的に判断し、受賞者を選定する予定です。
アルファ・ロメオCUPを獲得した村上選手(アルファ・ロメオ 159 2.2)たちには、Tシャツなどが贈られました。
スバルCUP
スバルCUPを獲得した小林選手(スバル インプレッサ WRX STI)たちには、スポーツタオルが贈られました。