2018/5/12 スパタイGP2017年シリーズ第3戦(シリーズ最終戦) リザルト&レポート
2018.05.12
日時:2018年5月12日(土)
場所:袖ヶ浦フォレストレースウェイ
路面コンディション:ドライ
協力:ブリヂストンタイヤジャパン(株)、BMWジャパン(株)、フォルクスワーゲングループジャパン(株)、FCAジャパン(株)、マツダ(株)、スバル(株)他
スーパータイムアタックグランプリ(スパタイGP)2017年第3戦(シリーズ最終戦)が行われました。『injured ZEROプロジェクト アドバンス&スパタイGPスペシャル』の併催イベントとして実施され、スパタイGPにエントリーした参加者たちは本番前のフリー走行時にグリッドスタートを体験しました。
ドライビング技術だけでなく、精神力や集中力も競うという、まったく新しいタイプのモータースポーツとして実施されているスパタイGPは、純粋に速さだけを追求しているわけではありません。
実況中継の中、一人ずつタイムアタックする緊張感と独特の雰囲気を味わいつつ、ルールやマナーに気を配って走ることが求められ、精神のコントロールが重要な要素となります。まさしく一周入魂です。
ルールについて一例を挙げると、タイムアタックに入る際に計測ラインの手前でライトオンし、走り終えたらライトオフにする、といったようなことが義務付けられています。これを守れなかったら、即失格です。
そして、計測後のアウトラップでピットインしなかった場合も失格となり、スピンおよびコースアウトをした場合も失格という厳しいレギュレーションのもとで実施されています。つまり、安全マージンを残して走らないといけないわけです。
スパタイGPを極めることでリスク・マネージメント力が高まり、一般公道においても事故に遭わない/加害者にならないドライビング・スキルが身に付くといえるでしょう。この部分が、国土交通省安全運転推進事業の「injured ZERO」プロジェクトとして実施されている太田校長によるドライビングレッスンのコンセプトと見事に合致しているわけです。
2017年シーズン(オープンカーの出走が可能となり、皆勤賞を設定)もスパタイGPに協賛しているブリヂストンタイヤジャパン様から、POTENZA賞(審査員特別賞)として、POTENZA RE-71Rが贈られます。今季もシリーズを通して活躍した選手の中からスパタイGP運営委員会がマナーや成長度合いなど、速さだけではなく総合的に判断し、受賞者を選定します。
安全運転を楽しく学びたい方は、まず太田校長によるドライビングレッスンを受講し、さらなるステップアップを目指してスパタイGPにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
表彰式の模様
ST2000
排気量2200cc未満(ターボ係数1.5)のスポーツカーによるST2000クラスは、マツダ RX-8タイプSの相楽選手が走行タイム:1’23.219(前戦における2位とのタイム差:1秒を加算したタイム)で1位、アルファロメオ 156 2.0JTSの磯崎選手が走行タイム:1’24.733で2位、ロータス エリーゼ S1 STDの伊藤選手が走行タイム:1’26.366(ミッドシップ車ハンデ:1秒を加算したタイム)で3位となりました。
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ST3000
排気量2200cc以上〜3200cc未満(ターボ係数1.5)のスポーツカーによるST3000クラスは、スバル レガシィ GTスペックBの清水選手が走行タイム:1’18.999(4WD車ハンデ:1秒を加算したタイム)で1位、アルファロメオ 4Cの奥山選手が走行タイム:1’19.995(ミッドシップ車ハンデ:1秒を加算したタイム)で2位でしたが、賞典外だったので、スバル インプレッサWRX STiの小林選手が走行タイム:1’20.921(4WD車ハンデ:1秒を加算したタイム)で同率2位、ゴルフRの仁藤選手が走行タイム:1’21.123(4WD車ハンデ:1秒を加算したタイム)で3位となりました。
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ST5000
排気量3200cc以上(ターボ係数1.5)のスポーツカーによるST5000クラスは、フェラーリ 458イタリアの寺島選手が走行タイム:1’16.520(ミッドシップ車ハンデ:1秒を加算したタイム)で1位、フェラーリ F430の鈴木選手が走行タイム:1’18.734(ミッドシップ車ハンデ:1秒を加算したタイム)で2位となりました。
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メーカー別の章典
同じ車種やメーカーの仲間を増やそう!ということで、メーカー別の章典も楽しみのひとつ。スパタイGP運営委員会が、自動車メーカーからの協力を得て、表彰している。
アバルトCUP
アバルトCUPを獲得した堀越選手には、タオルが贈られました。
アルファロメオCUP
アルファロメオCUPを獲得した小玉選手、奥山選手には、トランプなどが贈られました。
フォルクスワーゲンCUP
フォルクスワーゲンCUPを獲得した中嶋選手、仁藤選手、安藤選手には、ステッカーなどが贈られました。
マツダCUP
マツダCUPを獲得した相楽選手には、クリアファイルなどが贈られました。